震災復旧工事で労災防止要請文 熊本労働局

2016.04.28 【監督指導動向】
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 4月14日に発生した「平成28年熊本地震」の復旧工事における労働災害防止対策について、熊本労働局は建設業関係団体に要請文を発出した。余震活動が活発なことから、2次災害の防止に留意した安全な施工の徹底を求めている。

崖崩れ 1 土砂崩落災害については、事前に作業箇所を十分に調査し、結果に基づいた作業計画の策定を求めた。2次災害防止の観点から、「点検者」を指名し、地山の異常をできるだけ早くみつけられるような態勢づくりの徹底を要求。崩落の恐れのある場所については土止め支保工が必要とした。

 路盤の補修や橋桁・橋脚の補修では大型クレーンを始めとした車両系機械や建設機械が多数使われることから、工事中の交通労働災害を起こさないよう誘導員を置くなどして対策するよう訴えている。

 今後、暑さが増していくことから熱中症対策にも警鐘を鳴らす。高温多湿が予想される場合には、事業者が労働者に対して適切な水分、塩分の補給をさせることで、熱中症の予防に努めるよう対策を求めた。

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