【今週の労務書】『外国人雇用のトラブル相談Q&A』

2017.09.09 【書評】

初めて採用する前に

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 留学生のアルバイトから高度専門職の採用に至るまで、弁護士ら4人の専門家が想定されるトラブルの数々をピックアップし、その対応策を明かす。法定の手続き面はいうに及ばず、サインオンボーナス(採用時に支給する契約締結金)など、雇用慣行の違いから生じがちな問題についても取り上げている。

 人手確保が無視できない経営課題となるなか、国内の外国人労働者数はすでに100万人を超え、雇用する事業所数も20万に迫っている。一方でアルバイトの資格外活動許可証の偽造が判明したり、内定後に本人が在留資格を取得できなかったなど、準備不足が招く固有のトラブルは少なくない。本書では労務管理の基本も含め、初めての採用前に知っておきたい事項を網羅している。

(本間邦弘、坂田早苗、大原慶子、広川敬祐著、民事法研究会刊、TEL=03-5798-7277、2700円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年9月11日第3128号16面

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