【今週の労務書】『実践! 労災リスクを防ぐ職場のメンタルヘルス5つのルール』

2013.02.18 【書評】

効果上がる土台作りを

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 損保代理店でのキャリアを持つ著者は、メンタルヘルスケアをリスクマネジメントと捉え、突発的な「作業」ではなく決められた「業務」であるべきと説く。取組みの効果を得るには土台となる社内態勢・ルールが欠かせないとし、その具体策を順を追って提示している。

 医療関係者による著書と異なるのは、産業医の正しい選び方や復職判定委員会の設置など、コンサルタントならではの実践的アドバイスが得られる点。例えば、「産業医に脚を運んでもらえない遠方の拠点でいかに医師面接を実施するか」といった悩みにも応えてくれる。経営陣を説得する材料として、社員のストレスによる損失を試算するシートなども紹介している。

(根岸勢津子著、中重克巳監修、同文館出版刊、TEL:03-3294-1801、1600円+税)

掲載 : 労働新聞 平成25年2月18日第2909号16面

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