36協定なく残業させた個人事業主を送検 賃金から借金控除も 奈良労基署

2023.02.08 【送検記事】
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 奈良労働基準監督署は、労働者1人に対し、違法な時間外労働を行わせたうえに、法定の割増賃金を支払わなかったとして、奈良県平群町において「山本総合開発」の屋号で建設業を営む個人事業主を労働基準法第32条(労働時間)および第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)違反の疑いで奈良地検に書類送検した。同事業主は36協定の締結など、法定の除外事由なく1日8時間・週40時間以上働かせた疑い。さらに、労働者の借金を定期賃金から控除していた疑いも持たれている。

 同労基署によると、法定労働時間を超えた時間外労働は、令和4年1月31日~2月28日に約50時間、…

【令和5年1月23日送検】

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