『賃金不払い』の労働関連コラム

2024.02.23 【送検記事】
定期賃金200万円を不払い 印刷業者を送検 北九州東労基署門司支署

 福岡・北九州東労働基準監督署門司支署は、3カ月分の定期賃金を支払わなかったとして、岩田印刷所㈱(福岡県北九州市門司区)と同社代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。  同社は令和5年4~6月、労働者6人に対して賃金を支払わなかった疑い。不払いの総額は約196万円に上る。 【令和6年1月1……[続きを読む]

2024.02.22 【主張】
【主張】転籍制限緩和と処遇改善

 政府は、開発途上国への技能移転を目的とした外国人技能実習制度を廃止し、「育成就労制度」を創設する方針を決めた(=関連記事)。技能実習制度で原則3年間認めていなかった他社への転籍について、新制度では、人権保護と労働者としての権利性の向上の観点から、一定の条件下で可能にする。  就労期間が、分野ごとに1~2年の範囲内で設定した期間を超えるな……[続きを読む]

2024.02.20 【監督指導動向】
令和5年の書類送検 労基法違反はすべて賃金不払い 合計で10件に 山口労働局

 山口労働局は、令和5年の司法処理状況を取りまとめ、書類送検の件数が前年比2件増の10件だったと公表した。内訳は、労働基準法令違反が4件、労働安全衛生法違反が6件だった。  違反内容の内訳は、安衛法関係では危険防止措置関連4件、フォークリフトの無資格運転1件、労災かくし1件となっている。危険防止措置関連については、移動はしごの転位防止未実……[続きを読む]

2024.02.19 【送検記事】
6カ月分の賃金を支払わず 建設工事業者を送検 佐世保労基署

 長崎・佐世保労働基準監督署は、労働者1人に対して6カ月分の賃金を支払わなかったとして、建設工事業の㈱雅ホーム(長崎県佐世保市)と同社代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで佐世保区検に書類送検した。  同社は令和4年の3~11月にかけて、合計6カ月分の定期賃金を支払わなかった疑い。不払い総額は91万円に上る。 【令和6……[続きを読む]

2024.01.13 【監督指導動向】
令和4年の書類送検 合計53件で前年比7件増 北海道労働局

 北海道労働局は令和4年の司法処分状況を公表し、書類送検の件数が53件に上り前年から7件増加したと明らかにした。53件の内訳は労働安全衛生法違反が36件(前年比8件増)、最低賃金法違反が9件(増減なし)、労働基準法違反が8件(1件減)となっている。  安衛法関係では、第20~21条(事業者の講ずべき措置等)に関する事案が36件のうち20件……[続きを読む]

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