日本郵政を送検 「かんぽの宿」で割増賃金の一部と年次有給休暇を与えず 奈良労基署

2020.04.20 【送検記事】
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 奈良労働基準監督署は、時間外労働の割増賃金を支払わなかったうえ、請求された年次有給休暇を与えなかったとして、日本郵政㈱(東京都千代田区大手町)と同社が運営する旅館業「かんぽの宿奈良」の管理者および料理部門の管理者の計1社2人を、労働基準法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)および同法第39条(年次有給休暇)違反の疑いで奈良地検に書類送検した。

 同社は平成30年8月1日~31年1月31日までの間、料理人として働いていた労働者1人に対し割増賃金の一部である7384円を支払わなかった疑い。時間外労働は5060時間に及んでいた。

 同期間中、労働者は5日分の年次有給休暇を請求していたが、直接的に指導していた料理部門の管理者は出勤を命じて年次有給休暇を与えなかった。請求はその都度断っていた。

 同法第39条では請求された時季に有給休暇を与えることが事業の妨げる場合、他の時季に与えることができるとしている。同労基署は、労働者が請求した年次有給休暇は事業の妨げになるものではなかったと判断している。

 かんぽの宿奈良は「事態を重く受け止め深く反省し、指導を徹底していく」とのコメントを発表している。

【令和2年3月25日送検】

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