【安全衛生・お薦めの一冊】『転びの予防と簡単エクササイズ』

2012.02.01 【書評】
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人はどうして転ぶのか?

 労働災害で死傷の最も多くの数を占めている転倒災害。とくに高年齢者は身体機能の低下から転びやすくなることも少なくなく、これから一層職場での対策が求められる分野のひとつだ。

 本書では、人がどんな場所で、どのように転ぶのか、そのメカニズムを解説。さらに「転びのリスク」を評価して、発生を未然に防ぐ対策を示している。ハード面からは、手すりの設置や滑り止めなど床の表面処理加工、踏面先端部の視認性を上げるための発光材の設置など、転びを防ぐ方法を例示。ソフト面からは、セルフチェックやエクササイズによるリスク低減方法を紹介している。

 また、「最大2歩幅でどのくらい進みますか」「座った状態から20秒間で何回足の開閉ができますか」など、簡単にできるセルフチェックやエクササイズも掲載している。職場で体を動かしながら、転倒予防を学んでみては。

(中央労働災害防止協会編、TEL:03-3452-6401、A4版、72ページ、1260円)

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平成24年2月1日第2155号 掲載

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