『危険予知』の労働関連コラム

2023.02.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】現場で進むスマホの活用

 安全衛生分野のIT化の波は留まるところを知らない。建設業でのICT、危険体感訓練でのVR技術、熱中症予防で効果を発揮するウェアラブルセンサーなどデジタル化は広範囲に及ぶ。  その一連の流れにあるのが、現場でのスマートフォンの活用だ。いまやほとんどの人が所有する身近なツール。スマホを利用して労働災害防止に役立てる事業場が増えてきた。今号、……[続きを読む]

2020.07.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】マンネリ打破に強い意思を

 安全衛生活動を阻害する大きな要因である「マンネリ」。とくに危険予知訓練(KYT)は、マンネリ化に陥りやすい。つい「形だけ」「実施しているだけ」になりやすく、通り一遍となる。毎日、同じ作業をしているのだから「『危険のポイント』や『私たちはこうする』といった欄が代りばえしないのは、仕方ない」という言い分もあるかもしれない。現場で取り組むKY……[続きを読む]

2020.05.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『みんなでチェック! 危険な建設現場のイラスト事例集』

作業員の安全衛生教育に  本誌好評連載中の「どんな災害が起こる?」と以前掲載していた「どこに危険が?何が不安全?」が本になった。本書は、建設業向けに構成。「ガス管の交換」「うま足場での作業」など現場の作業場面を想定した36事例を「地質・地盤」「火気・解体」「足場」など8つのカテゴリーに分けて掲載している。  活用方法は、本誌連載と同じ。作……[続きを読む]

2019.04.09 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】KYTは自主的な活動

 安全衛生関係者でKYTを知らない者はいないだろう。いちいち解説するのも煩わしいと思われるがKはkiken、Yはyochi、TはTrainingだ。歴史を振り返るとKYTは昭和49年、住友金属工業が全員参加の安全先取り手法として開発した。以降、鉄鋼会社や関連会社に住金方式のKYTが普及していく。  ゼロ災運動の問題解決4ラウンド法と結び付……[続きを読む]

2018.09.25 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】危険感受性を高めよう

 わが国の労働災害のピークは昭和36年で死亡者数は6712人だった。昨年は978人だから、約7分の1にまで減少したことになる。企業の安全衛生担当者や災害防止団体などの活躍が功を奏したわけだが、一方で技能継承や人手不足など新たな課題も見られる。皮肉なことに災害が減少したことで体験者が少なくなり、危険箇所を知っているはずのベテランが企業から去……[続きを読む]

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