頑張る社長を応援/アクア総合社労士事務所 代表 立川 久代

2018.08.12 【社労士プラザ】

アクア総合社労士事務所
代表 立川 久代 氏

 社会保険労務士として開業して22年目になる。

 事務所スタッフ・クライアント企業・社労士の仲間など周囲の人たちに常に恵まれてきたことに感謝している。5年前からは合同事務所として再スタートしたが、開業当時から変わらないのは、「頑張っている社長(総務担当者や社員も)を応援したい」という熱い思いである。

 会社経営をしていく上で「人」の問題や悩みは多かれ少なかれ必ず発生する。働き方改革関連法が成立し、大転換期を迎えているなかで、社労士としてそれぞれの会社に何ができるか強く責任を感じている。

 日々悩むことも多々あるが、とにかく社労士という仕事には大きな喜びがついてくる。何が喜びかといえば、すばらしい人間力を持った経営者のパワーを直接受け止められることだ。最近の嬉しい出来事を紹介させていただきたい。

 社歌を作って「お披露目会」を開催した会社がある。この社歌は、フレーズを社員から募集して社長が作詞し、創業者である現社長の父上の思いも込められたポップス調の軽快なものに仕上がった。社員はこの歌を歌うたびに、創業77年でさらなる発展を続ける自社への誇りを感じるはずだ。

 この会に、地元や海外の関係者等の他、多くのOB(退職後の70歳代、80歳代の元社員)が招待されていたことにも感動した。

 一方、労働基準監督署の調査を受けたある会社の社長は、監督官から是正勧告を受ける際に、「皆で良い会社にしていきたいので、社員も一緒にご指導ください」と社員を集めて同席させた。素晴らしい心掛けであり、この姿勢を見習いたい。社員が意見を出し合って改善計画を進めている。

 その他、感動的なエピソードは数えきれない。大雪の日、地元地域のために夜中から食事も抜きで自ら除雪作業を続けた社長。離婚問題や金銭問題を抱えた社員達のプライベートまで必死にサポートする社長夫人。このような、人として尊敬できる経営者とお付き合いできることが最高の喜びだ。

 「働き方改革」を前向きに捉え、どのようにしたら時間外労働を削減しつつ業務効率を向上できるかを必死に考えている会社も多数ある。それぞれの会社の理念・文化や風土などを大切にしながら、より良い職場環境を築く方法をともに考えることのできる社労士という職業に、誇りを持って精進したい。

アクア総合社労士事務所 代表 立川 久代【千葉】

【公式webサイトはこちら】
http://www16.plala.or.jp/SRtachikawa/

掲載 : 労働新聞 平成30年8月20日第3173号10面

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