【安全衛生・お薦めの一冊】『労災発生時対応完全マニュアル』

2017.03.01 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

もしものときの備えに

弊社サイトにリンクします

 万が一、労働災害が起きたら、どこに連絡し、どのように対応し、どんな手続きをしなければならないのか――。本書は元労働基準監督署長が災害発生時の実務をQ&A形式で分かりやすく解説したもの。

 「用語解説、災害事例」「発生時の対応は」「労働基準監督署の立入調査にどう対応するか」「労災保険給付の手続き」「使用者の4つの責任」「示談と民事訴訟」「再発防止に向けて」の全7章で構成。

 例えば「災害発生時に備えての事前準備とは、どのようなものでしょうか?」という問いに対して「まずは『緊急時連絡先一覧表』の作成です」と明確に答えている。消防署や警察署への通報方法や労働基準監督署が閉庁している土日、祝祭日の場合の連絡の仕方も丁寧に解説した。

 ”もしも”のときに冷静な対応がとれるよう、読んでおきたい一冊だ。

(村木宏吉著、労働新聞社刊、TEL:03-5926-6888、A5判、185ページ、1600円+税)

関連キーワード:
平成29年3月1日第2277号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。