第3次産業の労災防止へ好事例を紹介 亀戸労基署 安全管理セミナー

2018.02.21 【監督指導動向】
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 東京・亀戸労働基準監督署(久末吉一署長)は、第3次産業安全管理セミナーを東京・江東区のティアラこうとうで開催した。労働災害の多い第3次産業で安全衛生活動の水平展開を目的としたもので、管内の事業場から安全担当者など67人が参加した。
 セミナーでは、創意工夫を凝らした安全対策に取り組む事業場として、イベント会場設営など総合ディスプレイ業の㈱フジヤ、リサイクル業の有明興業㈱、首都圏にスーパーマーケットを展開する小売業のサミット㈱の3社が活動事例を報告。フジヤからは、ヘルメットに注意を喚起するシールを貼って理性的な行動を促す、「Dバランス法」を取り入れた不安全行動防止策などが発表された。
 亀戸労基署は現在、合言葉「あってはならない 無言の帰宅 死亡災害ゼロ」を掲げて事業場に労働災害防止を呼び掛けている。久末署長は、都内で発生した墜落や過労による死亡例を説明し、「労災事故の悲惨さを繰り返さないよう、被災者家族のことを思って災害防止に努めて欲しい」と参加者に協力を求めた(写真)。

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