【安全衛生・お薦めの一冊】『安全帯で宙づり―救助までの延命措置―』

2016.02.01 【書評】
  • TL
  • シェア
  • ツイート
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

呼吸確保し時間稼ぐ

弊社サイトにリンクします

 安全体感訓練の際、胴ベルト型安全帯で宙づりになったことのある人なら分かるだろう。30秒もすると耐え難い激痛を感じることになる。もしも、高所作業で墜落し安全帯で宙づりになった場合、レスキューが到着するには時間がかかるとみられる。現場に救助が到着しても被災者を助けることができない可能性があるわけだ。

 本書は、万が一、胴ベルト型安全帯で宙づりになったときの延命措置を指示。登山用品であるダイニーマスリングと呼ばれる紐を使う。墜落した場合には、予め装着した紐を垂らし、輪になった部分に足をかけ頭部を上向きにする姿勢をつくる。腹部に圧迫が少なくなり、呼吸を確保することでレスキューが到着するまでの時間を稼ぐという。一連の流れは、イラストや写真で紹介しているので、分かりやすい。

 また、ハーネス型安全帯の疑問も質疑応答形式で解説している。

(菊一功著、労働新聞社刊、TEL:03-5926-6888、B5判、114ページ、1100円+税)

平成28年2月1日第2251号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ