【安全衛生・お薦めの一冊】『墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業の業務に係る特別教育用テキスト』

2018.12.26 【書評】
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使い方を分かりやすく

 労働安全衛生規則が一部改正され、高さ2m以上の箇所で作業床を設けることが困難なところで、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業(ロープ高所作業に係る業務を除く)については特別教育の対象となった。

 本書は、改正を受けて学科に対応したテキストとしてまとめられたもの。安全衛生特別教育規程に示されたカリキュラムに沿って、墜落制止用器具の選定、使用方法、作業例、救助方法など分かりやすく解説した。

 例えば、フルハーネス型の装着時の注意事項では「ベルトを緩く締めていると墜落制止時に大きな衝撃荷重がかかる」として「必ず身体に合わせてベルトの長さを調節し、緩みのないことを確認すること」とイラスト入りで示している。巻末には安全帯に関する災害事例も掲載しており、必要な知識を得るためにも必読の一冊だ。

(建設業労働災害防止協会編、TEL:03-3453-8201、B5判、143ページ、800円税込み)

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平成31年1月1日第2321号 掲載

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