【安全衛生・お薦めの一冊】『建設業における電気・電動器具がわかる基礎知識』

2013.09.01 【書評】
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統括管理の必要項目が

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 建設業の災害というと、「墜落・転落」が代表的だが、仮設電気に関わる災害も感電のように発生すれば重篤な災害にいたるケースが少なくない。その一方で、これまで作業所、支店に配属されていた機電関係の職員数が徐々に少なくなり、現場の統括管理も電気に関しては手薄になりつつあるのが現状だ。

 本書は、作業所の安全管理を進めるうえで課題となっている仮設電気の知識について特定元方事業者が行う統括管理に必要と思われる項目を絞り込み、図表を多用して分かりやすく解説したもの。「移動・架空電線」「分電盤」「コードリール(電工ドラム)」「発電機」「アーク溶接」「電動工具」「照明設備」「水中ポンプ」が収められている。

 巻末の災害事例と併せて読めば、正しい知識の習得と災害防止対策が分かる。

(労働新聞社刊、仙台建設労務管理研究会編、TEL:03-5926-6888、B5版、54ページ、改訂第2版、500円+税)

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平成25年9月1日第2193号 掲載

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