『感電』の労働関連コラム

2022.07.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】感電防止へ十分な知識を

 夏季に注意すべき災害として熱中症が最初に思い浮かぶかもしれないが、感電により被災する事故も多い。人体の内部を電気が流れることにより起きる感電災害。電動機械器具を使用しているときや電線工事などで発生するケースが、典型的な例といえるだろう。労働災害のなかでは、致死率が高いので、しっかりとした対策を講じる必要がある。  気温、湿度が高くなる6……[続きを読む]

2020.04.10 【送検記事】
元請、下請など3法人を書類送検 孫請の労働者が感電 北見労基署

 北海道・北見労働基準監督署は、平成30年2月に発生した労働災害に関連して、元請、下請、孫請でいずれも建設業の計3法人3人を労働安全衛生法違反の容疑で釧路地検北見支部に書類送検した。孫請の労働者が感電により重傷のケガを負っている。  労災は、北海道美幌町の土木工事現場で発生した。移動式クレーンのジブが送電線に近づいた際に放電が起こり、近く……[続きを読む]

2019.04.26 【送検記事】
中部電力を書類送検 感電防ぐ「絶縁用防具」装着させず労災に 磐田労基署

 静岡・磐田労働基準監督署は、平成30年7月に発生した労働災害に関連して、一般送配電事業者と同社元浜岡事業所所長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で静岡地検浜松支部に書類送検した。労働者が感電し、4日以上休業している。  同社は労働者に活線状態にある高圧電線の修理作業を行わせる際、感電の危険があったにもかかわらず……[続きを読む]

2018.12.10 【送検記事】
危険防止措置、特別教育の不実施で送検 30歳の労働者が感電死する労災発生 武生労基署

 福井・武生労働基準監督署は30歳の男性労働者が感電死した労働災害で、電気工事業者と同社の代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)、第59条(安全衛生教育)違反の疑いで福井地検に書類送検した。  労働災害は平成30年9月10日、福井県越前市内の会社社屋建設工事現場で起きた。男性労働者が空調設備の点検作業に従事していたと……[続きを読む]

2018.08.10 【送検記事】
高圧電流に接触して被災 感電対策怠った電気工事業者を送検 名古屋西労基署

 愛知・名古屋西労働基準監督署は、電気による危険を防止する措置を講じなかったとして、電気工事業者と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検に書類送検した。平成29年12月、名古屋市西区内の変電所配電室において、労働者が電撃症により重傷を負う労働災害が発生している。  被災した労働者は、遮断機や……[続きを読む]

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