企業の魅力向上後押し/社会保険労務士法人後藤労務管理事務所 代表 後藤 昭文

2025.08.31 【社労士プラザ】
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社会保険労務士法人後藤労務管理事務所 代表 後藤 昭文 氏

 2001年4月に福岡市で開業してから、来年4月で25年を迎える。開業当初から一貫して、中小企業・小規模事業所を中心に「人」に関する課題に寄り添い、「強い組織づくり」を支えることを目的に活動してきた。

 当法人の基本業務は、労働・社会保険諸法令に基づく各種手続き、給与計算、そして労務管理である。特定分野に特化するのではなく、社会保険労務士が担う業務を広くカバーする総合事務所的な立場で、実務における負担軽減とリスク管理を通じて、経営の土台となる領域を支援している。

 当法人が事業理念として掲げているのは、「人を活かす職場づくり」の支援である。

 少子高齢化や働き方改革、労働市場の多様化など、企業を取り巻く環境は年々複雑化しており、法令遵守を前提とした実効性ある労務管理の重要性はますます高まっているところだ。そのため、表面的な制度の整備に留まらず、各企業の風土や現場の実情に即した運用支援を心掛けている。

 近年は、社労士診断認証制度などを活用し、労務監査を通じて職場環境の課題を明らかにし、その整理・改善に取り組むことで、企業としての信頼性の向上にもつなげている。

 また、労働条件や就業規則の管理、評価制度や賃金体系といった基本的な人事制度の構築支援にも力を入れている。これらの取組みを通じて、「従業員が安心して働ける職場環境づくり」と、「経営者が積極的に人材を受け入れられる環境づくり」を後押ししている。

 当法人がめざしているのは、企業にとっての「外部人事部」となることである。単なる各種手続きや、給与計算のアウトソーシングではなく、対話を重ねながら、経営と現場の双方に価値をもたらすサポートを行い続けることが私たちの行動指針である。

 今後は、日々の基本業務から得られる「生の人事データ」を分析・活用することによって、企業の実態に即した課題の発見と改善提案につなげていく方針である。

 併せて、現場主義を徹底し、労務監査などを通じて労務実態を的確に把握したうえで、持続的に発展する職場づくりに役立てていきたい。

 福岡県はとても魅力的で暮らしやすい地域である。今後も、地域に魅力ある企業が増えていくよう支援を続け、都会に出ることなく「この地域で働きたい」と思える人を、一人でも多く増やしていきたいと考えている。

社会保険労務士法人後藤労務管理事務所 代表 後藤 昭文【福岡県】

【公式webサイトはこちら】
https://g-office.or.jp/

令和7年9月1日第3511号10面 掲載
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