雇入れ直後の問題多発 個別労働紛争で相談増加 千葉労働局

2025.08.12 【監督指導動向】
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 千葉労働局が公表した個別労働紛争解決制度の施行状況によると、民事上の個別労働紛争の相談件数は8574件に上り、前年から332件増加した。相談内容は多い順に、「いじめ・嫌がらせ」1647件、「労働条件の引下げ」1090件などとなっている。同労働局は、「人手不足の影響で新たに人材を雇用する機会が増え、雇入れ直後のトラブルが多発している」と話している。

 トラブルの内容は、雇入れ直後に期待どおりの成果がみられないことを理由に、賃金を引き下げたり、同僚との人間関係に問題が発生したりするものがみられるとした。「人員が足りないなかでやっと雇用できたケースも多く、社内の余裕がなくなっているようだ」としている。

 労働局長による助言・指導の申出件数は495件で、内容として最も多かったのは「労働条件引下げ」の101件だった。

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