【今週の労務書】『グローバル展開企業の人材マネジメント これだけはそろえておきたい英文テンプレート』

2017.08.26 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

様式例の活用を推奨

Amazonにリンクします

 本書は、海外展開する日本企業が効果的に現地従業員の人事マネジメントを実践できるよう、実務で役立つツール(様式例など)や英文人事労務用語などを紹介したもの。

 筆者は、「優秀人材を獲得し、配置・育成し、定着させるためのサイクルを回す」ことが、人事マネジメントの基本と指摘。「あうんの呼吸」が通じにくい相手に対しても同様のサイクルを回すには、マネジメントのひな形や企業統治のルールなどのツールを英文で用意しておくべきと訴えている。

 本書で提示した様式例は、採用時に役立つ職務記述書や業績評価ガイドラインなど様ざま。自社が抱える人材の能力を把握できるように、現地マネージャー向けの調査票や、現地スタッフ名簿も紹介している。

(鈴木孝嗣著、経団連出版刊、TEL:03-6741-0045、本体1600円+税)

平成29年8月28日第3126号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。