『海外の労働事情』の労働関連コラム

2018.07.21 【書評】
【今週の労務書】『海外危機管理ガイドブック マニュアル作成と体制構築』

駐在員の安全確保へ 本書は、「企業による、海外に渡航・滞在する駐在員・帯同家族・出張者の危機管理を含む安全管理」を「海外危機管理」と定義し、海外危機管理体制の構築を検討している経営層や担当者向けに、社内マニュアルの作成や、体制構築の具体的な取組手順を示したもの。海外におけるテロや自然災害、感染症、大規模火災、邦人が巻き込まれる事故・事件な……[続きを読む]

2017.11.25 【書評】
【今週の労務書】『中国労働法事件ファイル』

日本より厳しい無期転換 中国人労働者を現地で雇う場合だけでなく、日本人や日本で採用した中国人を出向させるようなケースにおいて知っておかなければならない中国の労働法を解説するのが本書。39のトラブルに対し、裁判例を掲載しつつ弁護士が解説をしていく。 中国の労働法では、当然、出向する日本人に対しても労働契約書を作成することが義務付けられている……[続きを読む]

2017.08.26 【書評】
【今週の労務書】『グローバル展開企業の人材マネジメント これだけはそろえておきたい英文テンプレート』

様式例の活用を推奨  本書は、海外展開する日本企業が効果的に現地従業員の人事マネジメントを実践できるよう、実務で役立つツール(様式例など)や英文人事労務用語などを紹介したもの。  筆者は、「優秀人材を獲得し、配置・育成し、定着させるためのサイクルを回す」ことが、人事マネジメントの基本と指摘。「あうんの呼吸」が通じにくい相手に対しても同様の……[続きを読む]

2015.10.12 【書評】
【今週の労務書】『アジアの労使関係と労働法』

実務で使える"現地目線" 経済成長が続くアジアの、とりわけ西アジアを除く15カ国に焦点を当てて、現地の労使関係や各国の労働法制などを紹介するのが本書。 ILO活動に精通し、現地に滞在して見聞を広めた著者ならではの解説は実務性に優れ、各国の歴史的背景も同時に学べる本書が手元にあると何かと使える。 およそ1500社の日系企業が進出したインドネ……[続きを読む]

2015.04.20 【書評】
【今週の労務書】『統合人事管理――グローバル化対応の法律実務』

日本企業の解決法探る 有志の弁護士らによる研究会がまとめた本書は、日本企業がグローバル展開するうえで直面する国際的な労務問題について、Q&A形式で解説している。実際によく寄せられる相談事例を選び、専ら日本企業の視点から、日本の労働法規を拠り所とした解決方法を考察している。 例えば、アメリカで人材を採用し中国で働かせる場合、どこの法規が適用……[続きを読む]

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