【今週の労務書】『海外危機管理ガイドブック マニュアル作成と体制構築』

2018.07.21 【書評】

駐在員の安全確保へ

 本書は、「企業による、海外に渡航・滞在する駐在員・帯同家族・出張者の危機管理を含む安全管理」を「海外危機管理」と定義し、海外危機管理体制の構築を検討している経営層や担当者向けに、社内マニュアルの作成や、体制構築の具体的な取組手順を示したもの。海外におけるテロや自然災害、感染症、大規模火災、邦人が巻き込まれる事故・事件などに遭遇した際に会社として行うべき対応もそれぞれ明らかにしている。

 駐在員や出張者に対する教育訓練の留意点も解説した。駐在員に対しては、赴任前研修のなかに海外安全についての心構えに関する講義を盛り込むほか、赴任中にも研修を行うのが効果的としている。

 (東京海上日動リスクコンサルティング㈱編、深津嘉成著、同文舘出版刊、TEL:03-3294-1801、2300円+税)

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掲載 : 労働新聞 平成30年7月23日第3170号16面

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