【今週の労務書】『タイ・シンガポール・インドネシア・ベトナム駐在員の選任・赴任から帰任まで完全ガイド』

2012.08.20 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

保険・医療を国別比較

 本書は、アジアの中でも企業の進出が多いタイ、シンガポール、近年進出がめだつインドネシア、ベトナムに社員を赴任させる場合に本社担当者が知っておきたい労務管理のポイントをまとめたもの。日本や現地の社会保険・税務、現地の教育事情、医療事情、給与体系の設定などを国別に比較できるようにしている。

 例えば赴任中の健康上の留意点について、東南アジア諸国のうちシンガポールやタイの医療水準が高い一方、インドネシアでは医師が複数の病院を掛け持ちしているため、病院設備の良し悪しに関係なくどのような医師を選ぶかで医療の質が異なるとした。

 駐在員への人事評価・権限委譲の方法や赴任地の個人所得税、駐在員にかかるコスト試算なども解説している。

(藤井恵 著、清文社 刊、TEL:03-6273-7946、2600円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
平成24年8月20日第2885号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。