【今週の労務書】『シニア人材という希望』

2017.08.19 【書評】

研修は懇親会に組み込め

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 定年退職後に新会社を立ち上げて60歳以上の社員を次々と雇用してきた筆者が、シニア人材を雇用するうえでの勘所を指摘している。

 昔のように知識と経験だけで仕事を続けられるわけではないことから、シニア社員であっても教育・研修制度を設ける必要があると主張する。過去の仕事の経歴などから得た自信とプライドによって「今さら研修を受ける必要はない」と反発することを想定し、会議や懇親会に研修を組み込むことを提案。社員同士の意見交換の機会には参加したい人は多いといい、その特性を生かす。

 「若手以上にモチベーションの維持・向上に焦点を当てなければならない」とも釘を刺す。やりがいを引き出すため、仕事に対する目標の設定とその評価が要るとした。

(中原千明著、幻冬舎刊、TEL:03-5411-6440、800円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年8月21日第3125号16面

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