2018年11月配信の労働関連コラム

2018.11.30 【送検記事】
労災隠しをした製紙業者を書類送検 機械に左腕を巻き込まれる 淡路労基署

 兵庫・淡路労働基準監督署は、労災隠しをしたとして、製紙業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで神戸地検へ書類送検した。  平成30年3月、同社工場において、紙のロールに溝を付けつつ巻き替える機械に労働者の左手が巻き込まれる労働災害が発生した。休業4日以上となったものの、同社は労基署へ報告しなかった。  被災し……[続きを読む]

2018.11.29 【送検記事】
クレーンの無資格運転で送検 荷と重機に挟まれ労働者が死亡する労災が発生 瀬峰労基署

 宮城・瀬峰労働基準監督署は移動式クレーンを無資格運転させたとして、土木工事業を営む個人事業主を仙台地検に書類送検した。無資格運転の結果、77歳の男性労働者が荷と重機に挟まれ死亡する労働災害が起きている。  労働災害は平成30年2月23日、同県栗原市の水田の用水路の復旧工事現場で起きた。同現場では道路から車両を水田の中に入れるための仮設の……[続きを読む]

2018.11.29 【主張】
【主張】70歳まで雇用維持の時代

 企業は、少なくとも70歳まで雇用を維持すべき時代が到来した。わが国の健康寿命は世界一であり、たとえば2007年に生まれた子供は107歳まで生きる確率が50%あるという。多くが100歳を超えると予想されるのであれば、健全な次世代社会を持続するために、今から準備を始めなければならない。厚生労働省も来年度に掛けて、企業に対する高齢者雇用支援を……[続きを読む]

2018.11.28 【送検記事】
落下してきた足場部材が直撃して死亡 立入り区域設定せず送検 東大阪労基署

 東大阪労働基準監督署は、建設現場内の安全対策を怠ったとして、鳶・土木工事業者と同社職長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成30年7月、落下してきた足場の部材に直撃した労働者が死亡する労働災害が発生している。  同社は、死亡した労働者に足場の組立て作業を行わせる際、部材が落下して労働者……[続きを読む]

2018.11.28 【送検記事】
和菓子販売製造業者がまた賃金不払い 労働条件不明示、賃金台帳の未調製も 広島中央労基署・送検

 広島中央労働基準監督署は、労働者に定期賃金を支払わなかったなどとして、和菓子の販売製造者と同社代表取締役および経営責任者の計1法人2人を労働基準法第24条(賃金の支払い)違反の容疑で広島地検に書類送検した。  同社は平成28年9月~29年4月、同社広島営業所で雇用する販売スタッフ7人に対して賃金約300万円を支払わなかった疑い。  同期……[続きを読む]

2018.11.25 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
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