『若者』の労働関連コラム

2022.10.14 【労働行政最新情報】
新たな「自殺総合対策大綱」を決定―子ども・若者、女性の自殺対策の強化など総合的な自殺対策を推進(厚労省)

 政府は、本日、自殺対策の指針として新たな「自殺総合対策大綱~誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して~」を閣議決定した。  自殺総合対策大綱は、平成18年に成立した自殺対策基本法に基づき、政府が推進すべき自殺対策の指針として定めるものとなっている。  平成18年と令和元年の自殺者数を比較すると、男性は38%、女性は35%減少……[続きを読む]

2021.06.03 【主張】
【主張】若年年収頭打ちの理由は

 経済財政諮問会議の有識者議員は、非正規雇用の若年層の年収は300万円で頭打ちの傾向にあるとして雇用・所得環境の引上げを主張している。そのために最低賃金の大幅引上げを打ち出しているが、若年者の「所得環境」の向上にほとんど役に立たないことは明らかだ。政府は、デフレ経済からの脱却を最重要視し、金融緩和とともに大規模財政出動を決断すべき時に来て……[続きを読む]

2020.05.30 【書評】
【今週の労務書】『若年就業者の組織適応 リアリティ・ショックからの成長』

2年目にもサポートを  本書は、入社数年目までの大卒ホワイトカラーに焦点を当て、早期離職を防ぐにはどうすれば良いかを学術的な側面からの分析を踏まえ、解説したもの。  筆者は、これまであまり焦点が当たってこなかった入社2年目へのサポートの重要性を説く。右も左も分からない1年目に比べ知識や技能がついて余裕が出るも、まだまだ不十分というジレンマ……[続きを読む]

2019.04.07 【社労士プラザ】
高齢者・若者を大切に/出口社労士事務所 所長 出口 啓一

 三重県は南北に細長く、南に行くほど過疎地域も増え、高齢化率も増加している。私の所属する南勢支部では一町を除くすべての自治体で老年人口が全国平均を上回り、さらに三重県平均を上回っている。生産年齢人口にいたってはすべての自治体で全国平均以下かつ三重県平均以下である。  この地域における事業所の未来像はどうなるのであろうか。ただでさえ求人難が……[続きを読む]

2018.10.09 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】若手作業員の育成図る

 以前、とびの会社を訪ねたときのことだ。取材を終え、社長自ら車で駅まで送ってくれた。ハンドルを握りながら「15、6歳の子が入ってくれました。まさに金の卵ですよ」と嬉しそうに話してくれた表情が印象に残っている。「金の卵」といえば昭和の高度経済成長時代、あどけない顔をした少年少女たちが集団就職で列車に揺られながら上京する映像が脳裏に浮かぶ。平……[続きを読む]

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