『雇用』の労働関連コラム

2020.11.29 【弁護士による労務エッセー】
ジョブ型雇用導入の法的留意点~キーワードは配置転換の不自由~/弁護士 金子 恭介 NEW

1.はじめに  新型コロナウィルスによる強制的なテレワークをきっかけとして、ジョブ型雇用を導入すべきだというマスコミ報道が目立つ。しかし、導入されるジョブ型雇用とは何か、メンバーシップ型雇用と何が変わるのかが判然としない。  ジョブ型雇用の導入とは、メンバーシップ型雇用の何かを変えようというスローガンと理解しておくのが正しい。スローガンで……[続きを読む]

2020.11.21 【書評】
【今週の労務書】『労働法トークライブ』

掛合いから楽しく学ぶ  「労働法を分かりやすく、ちょっと楽しく考えてもらう」がコンセプトの本書。「採用の自由」「性差別」「ハラスメント」「正規・非正規の格差」など10個のトピックについて、著者2人がときにギャグを交えながら、来し方行く末を語り合っていく。対談ではなく「トークライブ」なので、声援、掛け声、何ならブーイングも大歓迎とのこと。……[続きを読む]

2020.11.12 【社説】
【主張】新たな労働改革に着手を

 菅義偉総理の下で第203回臨時国会が開幕した。所信表明演説に対して、将来ビジョンが乏しいなどとする一般報道があるが、全体として菅総理らしい実務中心の課題が凝縮した聞き応えある内容だった。しかし、労働分野において、重点取組み課題を表明したものの、今一歩、力強さが欠けていた。働き方改革は国の形を決める大きな課題といえる。前政権を引き継ぐのな……[続きを読む]

2020.11.05 【社説】
【主張】疑問残る対前年同額要求

 厚生労働省の令和3年度予算概算要求で、業種・地域・職種を超えた再就職支援を最重要課題としている点は適切である。コロナ禍のダメージが大きい就職氷河期世代などの活躍促進対策に力を入れている点も評価できよう。  しかし、100年に1度の深刻なパンデミックから脱出するための対策費としては、あまりにも乏しい。全体の一般会計要求額が約33兆円で、前……[続きを読む]

2020.10.17 【書評】
【今週の労務書】『働き方改革の世界史』

古典で辿る欧米の雇用観  働き方改革というより、本書では労使関係論の歴史を概観する。英米独仏の11の古典を取り上げ、各国でどのように労働運動が展開し、結果的にどんな考え方が生まれたのか、紐解いていく。「ジョブ型」と一括りにされがちな欧米の雇用システムが、実際には多様な形を経てきたことを学べる。  企業横断的な職業組合を前提とするイギリスの……[続きを読む]

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