『コミュニケーション』の労働関連コラム

2025.07.03 【主張】
【主張】条件改善は意思疎通から NEW

 厚生労働省が5年ぶりに実施した労使コミュニケーション調査によると、「賃金、労働時間等労働条件」に関し、労働者とのコミュニケーションを「重視する」事業所の割合は、6割弱だった。反対に使用者とのコミュニケーションを「重視する」労働者の割合は、5割強となっている。  この5年間にコロナ禍を経験し、デフレスパイラルから物価上昇局面に移行したにも……[続きを読む]

2025.06.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】褒めて伸ばす安全衛生活動を

 褒められると、誰でも気分がよくなる。たとえあらかさまなお世辞と分かっていても、いわれて気分を害した話はほとんど聞かない。人は誰でも「他者から認められたい」という承認欲求を持つ。「褒める」という行為は、相手の気分をよくするのはもちろん、ヤル気を促すもとになる。職場での人間関係で「褒める」行為をプラスすると、仕事をお願いしやすくなったり、与……[続きを読む]

2025.03.15 【書評】
【今週の労務書】『増補改訂版 ヤフーの1on1 部下を成長させるコミュニケーションの技法』

対話の主導権は部下に  本書は、旧ヤフー社の元人事執行役員が執筆したもの。1on1の目的を、部下の成長支援のために行うと定義し、効果的に行うポイントを説明している。  同社においては、業務命令として「週1回、○分間必ずすること」などと義務付けたことで、制度が社内に浸透したという。上司の役割は傾聴に徹し、部下が自らの課題を言語化することとし……[続きを読む]

2024.12.08 【社労士プラザ】
縁ある人を幸せに/名古屋中央社会保険労務士法人 代表 久保 直也

 社労士として開業し、来年で25年となる。これまでさまざまな会社や経営者とご縁をいただけた。みなさん、「社員を大事にしたい」、「少しでも給与を上げてあげたい」、「だからこそ、業績を上げたい」。そう考えている。けれども、私のところには人に関する労務問題の相談が、毎日のように来る。その根本原因として、「自分は正しい。相手は間違っている」、「他……[続きを読む]

2024.12.07 【書評】
【今週の労務書】『発達障害グレーゾーンの部下たち』

異動で症状が顕在化も  発達障害グレーゾーンとは、発達障害の傾向がありながらも、その診断がつかない場合を指す。上司が部下に対して抱える典型的な悩みとして、毎回、締切りに少しだけ遅れる、同じことを何度もミスするためメモをするように指示したところ、「どこにメモをしたか忘れた」と言う――などを挙げている。  部署異動など、本人にとっての環境変化……[続きを読む]

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