【今週の労務書】『雇用と解雇の法律実務』

2012.07.02 【書評】
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豊富な判例が魅力

 本書は、採用から解雇など労働契約の終了に至るまでの法律実務について、600近い判例に触れながら解説したもの。

 筆者は、解雇の有効性の判断は複雑で難しいため、直面している問題に類似した解雇事案の裁判例を参考にするほかないと強調。似た事案ごとに類型化し、それぞれ重要判例を紹介した。労働者側の事情による解雇を「勤務成績・態度の不良」「職場における非違行為」などに、使用者側の事情によるものを「整理解雇」「会社解散に伴う解雇」にグループ分けしている。

 解雇以外では、採用内定、昇進・昇格および降格、配転・出向・転籍、休職などを取り上げた。リーマン・ショック以降多発した採用内々定取消し問題については、新卒者への損害賠償を命じた判決を紹介している。

(岡芹健夫 著、弘文堂 刊、TEL:03-3294-4801、3800円+税)

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平成24年7月2日第2879号16面 掲載

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