『労働契約』の労働関連コラム

2024.02.09 【労働行政最新情報】
「家事使用人の雇用ガイドライン」を策定(厚労省)

 厚生労働省は、「家事使用人の雇用ガイドライン」を策定し公表した。    個人宅に出向き、ご家庭と直接労働契約を結び、その指示のもと家事一般に従事する家事使用人は、労働契約法の適用は受けるが、労働基準法が適用除外とされている。独立行政法人労働政策研究・研修機構「家事使用人の実態把握のためのアンケート調査」(2023年9月公表)では、業務内……[続きを読む]

2023.12.24 【社労士プラザ】
「当たり前」に感謝する 組織内の信頼関係構築へ/プラセール社会保険労務士法人 代表社員 原 彩子

 「嫌われたから働かないのですか。あなたはばかですか。労使関係は、感情でつながった関係なんかじゃない、労働と賃金を約束する契約関係です」。今秋放映していたテレビドラマで、一方的に解雇された労働者に対し、弁護士役の俳優が言い放ったセリフである。  確かに労使関係は、契約関係だ。ただ、社会保険労務士として活動する過程で、労使関係は双方の感情が……[続きを読む]

2023.08.20 【よく読まれた記事】
労働条件明示改正でリーフ 厚労省【2023年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年5月2日配信【労働新聞 ニュース】  厚生労働省は、来年4月に施行する労働条件明示の制度改正を紹介するリーフレットを作成した。明示のタイミング別や労働者の雇用契約別に、新しく追加される明示事項を……[続きを読む]

2023.05.13 【書評】
【今週の労務書】『個人契約型社員制度と就業規則・契約書作成の実務』

特約で個別に条件優遇  労働人口が減少するなか、中小企業が採るべき人材確保の戦略は、「柔軟な働き方ができる会社」とアピールすることではないか――そんなテーマを掲げる本書では、これまでの全員一律的な労務管理に代わる新たな手法として、「パーソナル雇用制度」を提案している。  同制度は、ベースとなる就業規則を策定したうえで、働く場所や時間、賃金……[続きを読む]

2023.03.25 【書評】
【今週の労務書】『判例から探る不利益変更の留意点(第2版)』

シフト減の判例も追加  平成26年の第1版以来初めての改版である本書では、雇用環境に大きな変化を与えた働き方改革関連法、同一労働同一賃金、コロナ禍の労働問題に関する解説を新たに加えている。  コロナ禍で発生している問題としては、シフト制を採用する会社での労働時間の激減について触れた。これを労働条件の不利益変更とみるべきかは議論の余地がある……[続きを読む]

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