【安全衛生・お薦めの一冊】『こんな事故・災害にも気を付けよう!』

2019.07.26 【書評】
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不注意で起こる25例厳選

 作業中に思わず「ドキッ」とした場面はないだろうか?しかもそうしたヒヤリハットを何事もなかったように忘れてしまってはいないだろうか?本書は建設現場でよくありがちな災害事例のうち、ちょっとした不注意で起こりそうな25事例を厳選したもの。

 イラスト付きで災害発生の背景と原因を示し、被災予防のアドバイスを分かりやすく記述している。例えば、足場板がずれて2.5mの高さから墜落し、左足を骨折した作業員の事例では、ハーネス型安全帯を装着していたが、親綱を張った位置が低く緊張されていなかったことなどを指摘。安全帯のフックを腰の位置より高いところに掛けることなどを助言した。

 巻末には実際に負傷した場合の対応策として、負傷者への応急手当を掲載。骨折や出血に対する処置、心肺蘇生の手順が確認できる。ポケットサイズのため非常時にも重宝しそうだ。

(労働新聞社編、TEL:03-3956-3151、A6変形判、64ページ、500円+税)

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2019年8月1日第2335号 掲載

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