【今週の労務書】『女性の視点で見直す人材育成 だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる』

2018.09.15 【書評】

7千人の調査結果分析

 本書は、誰にとっても働きやすい「最高の職場」をめざす第一歩として、女性社員の成長を引き出す職場づくりのポイントを解説したもの。働く男女約7400人に実施したアンケート調査を踏まえ、女性のキャリアステージごとに企業として留意すべき事項を示しているのが特長だ。

 本書で取り上げたステージは、評価権限のある部下を持つ「マネジャー期」、実務を担当する「スタッフ期」、夫婦共働きで子育てする「ワーママ期」などの4つ。

 仕事の割当てが男女平等だったり、残業を見直す雰囲気があったりする職場ほど女性の昇進意欲が高いことから、「不平等」や「長時間労働」がスタッフ期の昇進意欲を引き下げるとして注意を呼び掛けている。

 (中原淳、トーマツ イノベーション著、ダイヤモンド社刊、TEL:03-5778-7240、2000円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

掲載 : 労働新聞 平成30年9月17日第3177号16面

あわせて読みたい

ページトップ