【今週の労務書】『実践! 福利厚生改革』

2018.02.24 【書評】

効果高いポイント制

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 様ざまな人事上の課題を福利厚生制度によって解決に導こうというのが本書の狙い。健康経営の推進、残業の縮減などを目的に制度改革をした11の企業事例を紹介している。

 残業削減を目的にした事例では、IT企業を取り上げている。同社は進捗管理の意識を高めるため、ポイント制度を導入した。ポイントは「週次での進捗実績と計画との比較で実績が計画を上回っていた際に加点」するほか、「早朝出勤の実施」「夜の8時前退社の実施」などに取り組んだ場合に付与し、貯まったポイントは商品やサービスと交換できる。

 会社として最も取り組んでもらいたい進捗管理の意識向上にはポイントを高く設定した。その結果、従業員の業務の習慣を変えることができたという。

(可児俊信著、日本法令刊、TEL:03-6858-6967、2000円+税)

掲載 : 労働新聞 平成30年2月26日第3150号16面

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