【今週の労務書】『人が辞めない会社がやっている「すごい」人事評価』

2017.10.07 【書評】

絶対評価を採用すべし

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 人事評価制度が機能していない、離職率が高い――こんな悩みに解決策を提示するのが本書。従業員の能力を“フェア・バリュー”(本当の価値)で正しく評価することにより、定着するだけでなく、自己研鑽にも励むようになる。

 人が辞める会社の特徴を7箇条、優秀な社員が定着する最強メソッドを8箇条にまとめた。人事評価は、結果だけではなく、伸びしろも考慮する。具体的には、業績をみる目標管理と、誠実さなどの行動基準(コンピテンシー)の2つを組み合わせる。不満が生じやすい相対評価ではなく、絶対評価を採用すべきとした。

 導入時に生じた壁とその突破法を示した10社の制度構築事例および著者と元サッカー日本代表監督の岡田武史氏との対談も興味深い。

(高橋恭介著、アスコム刊、TEL=03-5425-6626、1500円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年10月9日第3131号16面

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