【今週の労務書】『最旬 労働法教室 Vol.1』

2025.07.12 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

社会人ゼミを書籍化

 『水町労働法』で知られる早稲田大学の水町勇一郎教授が毎月1回、社会人向けに開催している「大人の水町ゼミ」を書籍化した。2024年4月~25年3月までの1年間の内容を収録している。ゼミでは労働法で「最もホットなトピック」を毎月取り扱っているとのこと。

 取り上げられたトピックは、事業場外みなし労働時間制の適用が争点となった協同組合グローブ事件(最判令6・4・16)や、有期・無期労働者間の基本給格差の不合理性が争われた学校法人明徳学園事件(京都地判令7・2・13)、政府の「ジョブ型人事指針」など。これらに対する水町教授の見解はもちろん、参加者からの質問と回答も盛り込まれており、まさに昨年度1年間の「旬」を把握するのに役立つ内容となっている。

(水町 勇一郎 著、日本法令 刊、税込2530円、TEL:03-6858-6967)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和7年7月21日第3505号16面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。