年末年始一斉監督の結果を公表 建設業で足場関係の違反めだつ 埼玉労働局

2023.02.26 【監督指導動向】
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 埼玉労働局は、令和4年12月1~16日に実施した建設工事現場に対する一斉監督の結果を公表した。対象となった100現場のうち、51.0%に当たる51現場で労働安全衛生法違反を確認し、是正勧告を行った。

 一斉監督は「埼玉年末年始無災害運動」の一環として、毎年度行っているもの。3年度に違反がみつかったのは49現場(違反率46.2%)、2年度は55現場(同46.6%)だった。

 4年度の一斉監督における主な違反事項は、「元請事業者の安全衛生管理(下請事業者に対する指導関係)」が30現場(違反率30.0%)、「足場からの墜落等の災害関係」が25現場(同25.0%)、「作業床・昇降設備等からの墜落等の災害防止関係」が19現場(同19.0%)だった。

 同労働局はとくに足場関係の違反について、「死亡災害に直結しやすい」として、警戒を強めている。高さが6.75メートル以上の高所で胴ベルト型の安全帯のみを使用しているケースも少なくないという。フルハーネス型墜落制止用器具の着用義務など、法令周知を徹底していく方針だ。

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