【今週の労務書】『ジョブ型と課長の仕事 役割・達成責任・自己成長』

2021.06.05 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

“中核管理職”として貢献

 本書は、「ジョブ」を遂行するための雇用契約である「ジョブ型雇用」を効果的に導入するうえで、企業内で重要な役割を担う課長に求められるスキル・取組みを解説したもの。課長はトップダウンの指示を実行する「中間管理職」ではなく、自らジョブを設定し、ボトムアップで企業の成長に貢献する「中核管理職」であると指摘している。

 ジョブ型雇用が成果を挙げるためには、ジョブの意味を正しく理解することが重要と主張。タスク(作業)と異なり、問題の発見・解決や付加価値の創造などを目的に行う活動を指すという。

 課長には、部下の自律を促し、各自のジョブ達成を支援することや、コミュニケーション能力の向上などが必要としている。

 (綱島邦夫著、日本能率協会マネジメントセンター刊、TEL:03‐6362‐4558、1760円)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

令和3年6月14日第3308号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。