『AI』の労働関連コラム

2021.09.10 【社説】
【ひのみやぐら】技能継承問題の切り札はAI

 現場における技能継承問題は、団塊世代の大量退職時代に浮き彫りになった。決定的な解決を見ないまま時間が経ち、いつの間にか「古くて新しい問題」になっているような気がしてならない。  いかに効率よく若手を育てるかは、頭の痛い問題だ。かつては、熟練技能者はたくさんいて、そのなかから「教え上手」や「世話やき」な人を選んでOJTでじっくり育成するこ……[続きを読む]

2021.09.09 【書評】
【GoTo書店!!わたしの一冊】第32回『監視資本主義』ショシャナ・ズボフ著/濱口 桂一郎

AI規制の根拠は本書に  今日、私たちはグーグル、アップル、アマゾンなどのプラットフォームを使うことなく、1日たりとも過ごすことはできなくなっている。これらはとても便利だ。だが、私たちがこれらを使うたびに、その情報が蓄積され、加工され、利用されている。  これらの側からみれば、私たちは便利さという餌に引き寄せられてきた原材料に過ぎない。検……[続きを読む]

2021.05.20 【社説】
【主張】中小もAI化向け決断を

 経済産業省は、中小企業のAI化を推進するため、導入ガイドブックを作成した=(関連記事:中小のAI導入へ手引 部品検査など2領域で 経産省。外観検査と需要予測の2分野への導入を勧めているが、経理関連業務の効率化やデータに基づく販促などでの利用も課題としている。費用はモデル構築などを外注しなければ、数十万円で済むという。日本の労働生産性が劣……[続きを読む]

2021.04.27 【社説】
【ひのみやぐら】ずい道工事の作業環境改善を

 日本のずい道工事は、明治時代以前から今日に至るまで行われている。ずい道は、近代化を支えるインフラとして欠かせない役割を担ってきたが、負の歴史がないわけではない。工事には、さまざまな危険要因があり、切羽での肌落ちや建設機械との挟まれ災害など重篤となる労働災害の懸念が挙げられる。なかでも最も深刻なのは、じん肺だろう。戦後の復興期などは、今と……[続きを読む]

2021.03.04 【書評】
【GoTo書店!!わたしの一冊】第9回『テクノロジーの世界経済史――ビル・ゲイツのパラドックス』カール・B・フレイ著/濱口 桂一郎

今は第2の「大分岐時代」 2013年9月、オックスフォード大学のフレイとオズボーンは、アメリカでは今後労働力人口の47%が機械に代替されるという論文「雇用の未来」を発表し、世界中で話題を呼んだ。日本でも2017年に野村総研がJILPTの職業データを用いて、労働力人口の49%が自動化のリスクにさらされていると発表したことを覚えている人もいる……[続きを読む]

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