『KY』の労働関連コラム

2021.06.28 【送検記事】
KY活動実施も誘導員配置せず ショベル死亡災害で送検 所沢労基署

 埼玉・所沢労働基準監督署は、ドラグ・ショベルとの接触の恐れがある場所に労働者を立ち入らせたとして、土木工事請負業を営む個人事業主を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。雇用していた労働者がショベルと貨物自動車の間に挟まれ、死亡している。KY活動は実施していたが、立入りの禁止や誘導員の配置……[続きを読む]

2020.04.28 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】立ち止まりリスクを考える

 JR西日本の鉄道安全考動館は、2005年に発生した福知山線の事故を重く受け止めるため、二度と事故を起こさないという強い決意のもと設立された。「考動」という言葉は、一人ひとりがリスクを考え、安全を最優先する判断や具体的な行動をとってほしいという想いが込められている。  「考動」というのは、もちろん造語だが、安全やビジネス用語としてしばしば……[続きを読む]

2019.01.28 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『これでミスやエラーは防げる!!②』

一人作業禁止守らず被災  固定する前の足場板に乗って落ちる、高所作業車で上昇中に下がり壁に挟まれる――現場で起こりやすい事故の多くは、「自分だけは大丈夫だ!」という根拠のない心の緩みによるものだ。  本書は、人気のミニ・ガイドブックの続編。災害につながる建設現場でのミスやエラーの発生要因を事例中心に紹介し、作業前に覚えておきたいポイントを……[続きを読む]

2017.07.07 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『これでミスやエラーは防げる!!』

建設現場の工夫を紹介 作業を急ぐあまり足場をよじ登っていたら足が滑って墜落、脚立上で作業中に床に置いた携帯電話を取りに行こうとして足を踏み外して墜落――。危険と隣り合わせの建設現場では、ちょっとしたミスやエラーが事故や災害につながってしまう。 本書では事故の原因となっているヒューマンエラーを解説し、不安全行動にストップをかけるために建設現……[続きを読む]

2014.07.15 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】「指差し確認」の効用

 朝、家を出てバス停へ向かう途中、ふと玄関のカギをかけてきたかが気になり、戻って確認することが多くなった。カギのかけ忘れはないのだが"不安"は残ったままだ。何か対策を打たなければと思っていたら、事業場で取り入れている「指差し確認」「指差し呼称」が、ふと頭をよぎった。 早速、試してみた。「玄関のカギ、ヨシ!」。効果はてき面だった。途中で戻る……[続きを読む]

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