【今週の労務書】『社労士大槻哲也の奮闘記 挑戦の先に見えるもの』

2012.11.26 【書評】
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業界を知る一級資料

 税理士との百年戦争「業際問題」にピリオドを打った著者が放つ、社労士業界発展のヒストリー。日税連と口角泡を飛ばした議論の詳細や、当時、全国社会保険労務士会連合会会長に就任したてだった著者が、時の情勢をどう読みつつ動いたかがつぶさに分かる、業界のこれまでを知るための一級資料である。

 業際問題を守りとすれば、攻めに当たるのが特定社労士制度創設に結びついたADR参入への行動がそう。すでに39都道府県で設置が済んだ「社労士会労働紛争解決センター」誕生までの述懐などは、士業を志す者には是非一読を薦めたい部分。

 かつて国が推進した「時短カウンセラー」として活躍した社労士こそが、ワーク・ライフ・バランスの現代の旗手たれと、後進にエールを送っている。

(大槻哲也 著、中央経済社 刊、TEL:03-3293-3381、2300円+税)

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平成24年11月26日第2898号16面 掲載

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