法違反率8割に上昇 京都労働局・平成27年定期監督結果

2016.11.21 【監督指導動向】
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保健衛生業、接客娯楽業ではほぼ9割に

 京都労働局は、平成27年に実施した定期監督結果を公表した。2725件の臨検を実施し、2179事業場で何らかの労働法関連の違反が発覚している。違反率は8割に達しており、過去6年でワーストとなっている。

 業種別では、接客娯楽業(89.9%)、保健衛生業(88.5%)、製造業(85.9%)、運輸交通業(83.2%)といった業種で高い違反率となっている。平均を下回った業種は、商業(78.9%)、建設業(73.2%)など。

 項目別では違反率の高いものから順に、労働時間(27.0%)、健康診断(22.3%)、安全基準(22.0%)割増賃金(20.5%)となっている。過労死にもつながりかねない労働時間に関する違反について同労働局は、「運輸業やサービス業、情報通信業といった業種で長い印象がある。製造業でも事業場によっては長いところもある」と指摘している。

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