【今週の労務書】『外国人雇用の実務必携Q&A〔第2版〕─基礎知識から相談対応まで─』

2019.06.22 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

改正入管法に対応

 本書は、外国人の採用準備から退職・解雇に至るまでの雇用管理面の留意事項をQ&A形式で示したもの。労働条件や労働環境、懲戒処分などに関する企業からの相談事例に基づき、労使トラブルの予防・解決に向けた対応を明らかにしている。改正入管法に対応し、新在留資格「特定技能」の対象職種や取得要件、取得の流れなども示した。

 採用前に確認すべき事項については、すでに日本に在留しているケースと、これから入国するケースに分けて解説した。海外から人材を受け入れる際は、就労資格を取得できるか否かの確認が必須と指摘。従事する職務を明確化したうえで、外国人側から提供される資料などを確認し、要件を満たせると判断した場合、海外から呼び寄せる手続きを始めるべきとした。

(本間邦弘、坂田早苗、大原慶子、渡匡、西川豪康、福島継志著、民事法研究会刊、TEL:03-5798-7257、3600円+税)

Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する

関連キーワード:
令和元年6月24日第3214号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。