【今週の労務書】『生産性が高い「残業ゼロ職場」のつくり方』

2016.10.01 【書評】

働き方改革のきっかけに

 「定時退社でも業績は上げられる」の副題が添えられた本書は、いかに生産性を上げつつ残業ゼロをめざすかがコンパクトにまとめられている。

 長時間労働の原因を作っているのが会社の場合もあると指摘する。9~18時といったように労働時間が硬直的になっているためにムダな残業が発生している場合があるとし、時差出勤やフレックスタイム制度を導入することを提唱する。さらに、テレワークや朝型勤務といった柔軟な働き方を取り入れることで、一層生産性が上がるとし、企業の導入事例を示した。

 長時間労働が蔓延する職場は依然として多い。本書を一読して、貴社の働き方改革の端緒としてもらいたい。

 (永井晶也、大津章敬著、日本実業出版社刊、TEL03-3814-5651、1600円+税)

掲載 : 労働新聞 平成28年9月26日第3082号16面

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