採用問題の解決策提示へ/アステージ社労士・行政書士事務所 佐藤 壱磨

2018.08.26 【社労士プラザ】

アステージ社労士・行政書士
事務所
佐藤 壱磨 氏

 生まれ育った大阪で開業して約10年、振り返ればいろんな会社とかかわることができたと思う。

 開業当時から行政書士との兼業で、会社の立上げから許認可申請、その後の顧問業務までかかわってきた。そんななかで、最初は小規模からスタートした会社が順調に売上げを伸ばし、人材を積極的に採用し拡大していくケースがある一方で、同じようにスタートしたものの売上げが伸び悩み、人材も退職が続くような会社がある。その両方をみながら、社労士として少しは力になれたと感じた時もあれば、自分の未熟さを痛感する時もあった。

 介護事業の立上げを支援することが多く、自然と介護事業者の顧問先が大半を占めているが、経営者の多くが行政への提出書類の多さに頭を抱えている。

 当事務所ではそのような書類作成の負担を軽減するお手伝いをしているが、とくに処遇改善加算などの書類は神経を使うやっかいな書類の1つである。介護事業の場合、経営者がプレーイングマネージャーであることが多く、このような本業以外の作業に時間を割かれていることが多いように思う。

 また業種にかかわらず経営者の最大の関心事でもありニーズが高いのが、助成金である。

 当事務所でも助成金の申請を請け負うことが多いが、添付書類である賃金台帳や出勤簿、雇用契約書などからその会社の労務管理のレベルを推し量ることができる。顧問になったばかりの会社では雇用契約書がまだないというケースもあり、そこから修正をしていかなければならないが、助成金をもらうという目的だけでなく、後々のトラブルの芽を摘んでおくという意味でも助成金申請は良い機会になる。

 そして、今どの経営者も頭を悩ませているのが、昨今の採用難かと思う。経営者と話をしていても人に恵まれているというのはまれで、必ずといっていいほど求人を出しても人がこないという話題になる。

 理由は様ざまだろうが、労働人口の減少があるとはいえ、色々な工夫で採用がうまくいっている例もある。そのような事例を伝えながら、それぞれの会社の問題点をあぶり出し、解決策を提示できればと考えている。

 経営者の悩みは業種、従業員規模、成長段階により多岐にわたるが、それぞれの会社が抱える問題に社労士という立場からお役に立てるように、これからも日々研鑽していきたいと思っている。

アステージ社労士・行政書士事務所 佐藤 壱磨【大阪】

【公式webサイトはこちら】
http://www.osaka-kaigo.com/

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掲載 : 労働新聞 平成30年8月27日第3174号10面

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