【今週の労務書】『エッジソン・マネジメント2.0』

2025.07.05 【書評】
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新卒者は即、採用担当に

 「エッジソン」とは採用コンサルタントである筆者の造語で、「目的をつくり、提示できる人材」を指す。ビジネス環境の不確実性などが増しているなか、目的(あるべき姿やパーパス)をつくり出せる人材が重要と指摘する。

 目を引かれたのは、地場で事業を展開する中小企業が取るべき採用手法について。長期インターンシップを活用し、時間をかけて理解を深めて相思相愛の関係を築く工程を設けると良いと訴えた。効率重視の採用手法では、互いの焦りがミスマッチにつながると警鐘を鳴らす。

 採用できた人材は、人事担当に任命し、翌年の採用活動に関与させる。1年後には次の新卒者を採用担当にする。この繰返しで、社内に独自のノウハウが生まれるとした。

(樫原 洋平 著、PHP研究所 刊、2475円、TEL:03-3520-9630)

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令和7年7月14日第3504号16面 掲載
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