【今週の労務書】『労災補償とメンタルヘルス』

2014.04.07 【書評】
  • TL
  • ツイート
  • シェア
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

  • コメント

豊富な事例で解説

Amazonにリンクします

 本書は、企業等で喫緊の課題と認識されているメンタルヘルスについて、とくに労災との関連を重点的に解説している。

 わが国の労災補償制度の沿革から具体的な手続きまで詳細な記述があり、労災の実務全般について再確認できる。そのうえで、過労死やセクハラ・パワハラ等が絡んだメンタルヘルス不調をめぐる労災認定の現状を、裁判例・審決例など豊富な事例を挙げて丁寧に解説している。通常のオフィス勤務だけでなく、在宅勤務など今日的な就業形態での労災の考え方にも言及している。

 リハビリ就労や再燃防止の対策など、労災とは直接関係はないものの、メンタルヘルスと切り離せない問題への対応策も提示している。企業等の労務担当者が手元に置いておくと便利な一冊である。

(西村健一郎・朝生万里子著、信山社刊、TEL:03-3818-1019、3200円+税)

平成26年4月7日第2963号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ