『労災補償』の労働関連コラム

2024.03.28 【労働行政最新情報】
「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」の検討結果及び労災認定した事案について公表(厚労省) NEW

 厚生労働省の「電離放射線障害の業務上外に関する検討会」(座長:東京医療保健大学 教授 明石真言)は、平成23年3月の東京電力福島第一原子力発電所(以下「東京電力福島第一原発」という。)における事故後の作業従事者の3名から、がん(白血病2名、肺がん1名)を発症したとして労災請求がなされたことを受け、当該疾病が業務によるものかどうか検討を行……[続きを読む]

2023.11.30 【主張】
【主張】フリーランスと労災補償

 厚生労働省は、事業者から委託を受けて業務に従事するフリーランスについて、業種を限定せず包括的に労災保険の特別加入制度の対象に加える方針だ。  11月20日開催の労働政策審議会労災保険部会に制度案を提示し、大筋で了承を得ている。保険料率は0.3%で、フリーランス本人が全額負担する。来年秋までのスタートをめざす。フリーランスにとっては民間保……[続きを読む]

2023.04.09 【社労士プラザ】
依頼応諾義務を遵守 新たな業務にも挑戦へ/武社会保険労務士事務所 武 譲二

 開業社労士となって20年以上が過ぎた。もともと社労士になろうという強い意志があったわけでもないため、「こういう社労士になりたい」とか「社労士としてこれがやりたい」という明確な目標もなかった。  婦人服製造販売の民間企業の退職後に縁あって損害保険代理業を営むこととなったところ、社会保険の知識がないと保険のセールスもままならないと感じること……[続きを読む]

2022.06.27 【労働行政最新情報】
令和3年度「過労死等の労災補償状況」(厚労省)

 厚生労働省は、令和3年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめ、令和4年6月24日に公表した。  ポイントは以下の通り。 ・過労死等に関する請求件数 3,099件(前年度比264件の増加) ・支給決定件数 801件(前年度比1件の減少)  うち死亡(自殺未遂を含む)件数:136件(前年度比12件の減少) 1 脳・心臓疾患に関する事案の……[続きを読む]

2020.11.28 【労働法超入門】
【労働法超入門】兼業者の労災補償

 令和2年9月から、改正労災法が施行され、ダブルワーカー(複数就業者)に対する補償が手厚くなりました。  労災保険では、パート・アルバイト等も労働者として自動的に保険加入の対象となります。しかし、改正前は、ダブルワーカーが事故等に遭うと、補償面で不利益を被りました。  一つの会社で被災すれば、当然、他の会社でも働けなくなります。しかし、労……[続きを読む]

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