【今週の労務書】『労働者代表制の仕組みとねらい Q&A 職場を変える切り札はこれだ!』

2017.07.22 【書評】

時間法制の一端を占う書

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 今後の労働時間法制の一端を占う注目の書であり、連合傘下の産別書記長が筆を執ったもの。書籍の「帯」には連合本部の逢見直人事務局長が推薦文を寄せている。

 働き方改革の名の下、長時間労働を是正する目的で罰則付きの「上限規制」が近く創設されるのはご承知のとおり。しかし、法定労働時間を解除する36協定を結ぶのは職場の労使に他ならず、同協定締結当事者たる労働者代表の選出手続きが曖昧なままでは、使用者の意向に沿った人選がなされ、上限ギリギリの時間外労働が蔓延しかねない。

 適正な労働時間の設定に役割を果たすべき労組組織率は低迷しており、自らの存在を賭けてでも、全労働者の労働時間適正化に必要と制度創設を訴えている。

(小畑明著、エイデル研究所刊、TEL:03-3234-4641、2000円+税)

掲載 : 労働新聞 平成29年7月24日第3122号16面

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