【ひのみやぐら】コロナ禍3年目の安全対策

2022.01.12 【社説】
  • TL
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 コロナ禍がいつ始まったとは、正式に決められているわけではないが、世の中が騒ぎ始めたのが2月の中旬から下旬だったと記憶する。インターネットで調べてみると、2020年2月3日に乗客の感染が確認されたクルーズ船が横浜港に入港、同年2月13日に国内で初めて感染者が死亡したとのニュースが報道されており、このあたりがわが国のコロナ禍の始まりといえそうだ。

 個人的な話で恐縮だが、同年の2月中旬にあるセミナーの取材をしたのだが、参加者はじめスタッフもマスク必須で、見慣れない光景に事態の異様さを感じたものだ。なお、その後セミナー関係の取材は軒並み中止となった。

 緊急事態宣言により、一時的に経済活動を停止させていたものの、いつまでも引きこもっているわけにはいかない。新型コロナウイルスの感染予防策が確立できるようになった今、実態をみればウイズコロナに踏み出したといえそうだ。

 例えば、中災防では、昨年10月に第80回全国産業安全衛生大会を開催。初のリアルとオンライン併用で行われた。また、全国安全週間中などの期間に開かれる会社ごとの安全大会も、オンラインやオンライン併用で開催する企業が少なくなかった。一方現場では、入場時に検温、手指の消毒が必須になっており、人の集まる会議では少人数制かオンラインを活用するのが当たり前となった。食堂などでもパーテーションや間隔をあけての着席が定番だ。

 さて、2020年2月中旬がコロナ禍の始まりとすれば、そろそろ3年目を迎えることになる。「もう、うんざり」という声が聞こえてきそうだが、まだまだ予断を許さない状況であることは間違いない。

 今号特集Ⅰでは「コロナ禍で変わる安全教育・安全活動」と題し各社のコロナ対策の好事例を紹介している。各社とも人数制限などの制約が余儀なくされるなかIT機器を駆使し、工夫を凝らした活動を実施中だ。

 コロナ禍といっても経済活動を停止できない以上、災害防止の手を緩めることはできない。コロナに負けず”しぶとく”安全衛生活動を続けていきたい。

2022年1月15日第2394号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ


ご利用いただけません。