『食料品製造業』の労働関連コラム

2021.06.20 【監督指導動向】
外国人労働者への安全配慮 道路貨物運送で5割程度に 立川労基署・自主点検

 東京・立川労働基準監督署は、新型コロナウイルスで監督が難しいことから、管内でとくに災害発生件数の多い小売業、道路貨物運送業、食料品製造業に自主点検を実施した。労災防止対策を自主的に振り返ってもらうとともに、ホームページ上で結果を公表して周知する。  安全衛生管理活動については、「外国人労働者に配慮した安全衛生教育、労働災害防止対策を推進……[続きを読む]

2021.05.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】食料品製造業に農水省が本腰

 食料品製造業の労働災害が減少しない。厚生労働省では令和2年労働災害発生状況確定値を発表したが、死傷災害は7958人で製造業のなかでは最も多く、死亡災害では13人と輸送用機械等製造業、金属製品製造業に次いで3番目となっている。  職場環境をみると、同じ作業の繰り返しで立ち作業が多く疲労が溜まりやすい、他の製造工場と比べ機械の可動部との距離……[続きを読む]

2020.12.05 【送検記事】
賃金45万円不払い 食料品製造業者の代表者を送検 函館労基署

 北海道・函館労働基準監督署は、労働者6人に対して賃金を支払わなかったとして、食料品製造業者の代表者を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の容疑で函館区検に書類送検した。  同代表者は、平成31年4月および令和2年4月、当時の北海道の最低賃金額(31年当時=835円、2年当時=861円)以上の賃金を支払わなかった疑い。6人に対する不払い……[続きを読む]

2019.11.12 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】課題山積み食料品製造業

 労働災害防止を考えるうえで、食料品製造業の対策は急務といえる。死亡災害は平成30年をみると11人にとどまっているが、死傷災害は8162人。製造業のなかでは、金属製品製造業、化学工業を抜いてトップとなっている。食料品製造業で多い災害は「はさまれ・巻き込まれ」「切れ・こすれ」「転倒」の3つ。食品加工用機械には、回転体を持つものが少なくない。……[続きを読む]

2017.06.24 【書評】
【今週の労務書】『生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方』

「働き方」の再考を促す 家業の食品加工会社で工場長を務める著者が始めた「出退勤時間の完全自由化」「嫌いな作業をやらないシステム」は、品質と効率を上げ、離職率と人件費を下げることに成功し、多くのメディアで話題となった。本書にはその経緯が書かれている。 主力が時給のパート社員で、少人数の職場であるなど、こうした制度を導入しやすい環境であるのも……[続きを読む]

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