『同一労働同一賃金』の労働関連コラム

2024.04.25 【主張】
【主張】シニア処遇は社会的課題 NEW

 経団連は、高齢社員の活躍推進に向け、担う職務・役割と整合性の取れた賃金水準を設定すべき――などとする報告書をまとめた。現状のさまざまな課題を指摘しつつ、シニアの活用は深刻さを増す労働力問題への対応の鍵になり、イノベーション創出や生産性の改善・向上にもつながると強調している。  60歳定年を前提に処遇ルールが完備されている大企業にとって、……[続きを読む]

2024.04.07 【社労士プラザ】
ハラスメントのない職場に/あみん社会保険労務士事務所 加藤 俊一

 私は平成28年4月に開業した。前年に社労士試験に合格したが、その年の合格率が低かったこともあり、頑張らなくてはという思いをより強くしたものである。何の地盤も人脈もないなかで最初の1年は苦労したが、現在は「同一労働同一賃金」とハラスメント対策の分野を中心に精力的に活動している。  前者は主に、パートタイム・有期雇用労働法や同一労働同一賃金……[続きを読む]

2023.12.09 【書評】
【今週の労務書】『意外に知らない?! 最新 働き方のルールブック』

直近10年の変化に対応  時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金の実施、パワーハラスメント防止措置の義務化など、直近10年の法改正を踏まえ、労務管理の前提となる「働き方のルール」を解説した。  たとえば雇用形態ごとの特徴を整理する際は、有期契約の無期転換ルールにも触れている。休日・休暇や育児・介護休業の項では、年次有給休暇の取得義務化や「……[続きを読む]

2023.07.02 【社労士プラザ】
地域に根差し業界特化 オンリーワンをめざして/みやはら社会保険労務士事務所 宮原 美和

 私は、福岡市博多区で開業社労士として活動している。それまでは労働局と労働基準監督署で通算約13年、専門相談員や総合労働相談員として勤務し、2015年に社労士試験に合格。その後社労士法人で経験を積み、独立した。  とくに、7年間勤務した労働局需給調整事業課で、労働者派遣事業の許可申請や、実務に対する相談を数多く受けたことが今の私の大きな強……[続きを読む]

2023.03.25 【書評】
【今週の労務書】『判例から探る不利益変更の留意点(第2版)』

シフト減の判例も追加  平成26年の第1版以来初めての改版である本書では、雇用環境に大きな変化を与えた働き方改革関連法、同一労働同一賃金、コロナ禍の労働問題に関する解説を新たに加えている。  コロナ禍で発生している問題としては、シフト制を採用する会社での労働時間の激減について触れた。これを労働条件の不利益変更とみるべきかは議論の余地がある……[続きを読む]

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