『管理職』の労働関連コラム

2024.04.13 【書評】
【今週の労務書】『〈共働き・共育て〉世代の本音 新しいキャリア観が社会を変える』 NEW

キャリア観が明らかに  21世紀職業財団が1980~95年生まれ(ミレニアル世代)の子育て中かつ、夫婦ともに正社員のカップルを対象に実施したインタビュー調査を一冊にまとめた。実際のインタビューを多く引用することで、ミレニアル世代の夫婦像やキャリア観が明らかになる内容となっている。  企業に対しては、マネジメント層の意識改革を求めた。管理職……[続きを読む]

2024.03.21 【書評】
【書方箋 この本、効キマス】第58回 『わたし、定時で帰ります。3―仁義なき賃上げ闘争編―』 朱野 帰子 著/大矢 博子

「残業したい」の背景は?  今、大河ドラマで吉高由里子さんが紫式部を演じているが、彼女を見るたびに思い出すドラマとその原作小説がある。2019年に放送された、『わたし、定時で帰ります。』だ。  ヒットした作品なのでご存じの方も多いだろうが、吉高さん演じるIT企業の社員が、毎日定時の18時に会社を出ることを貫くという、言ってしまえばそれだけ……[続きを読む]

2024.03.16 【書評】
【今週の労務書】『静かに退職する若者たち』

その「本音」は本当か?  副題は「部下との1on1の前に知っておいてほしいこと」。101人の若手社員および人事担当者を対象に実施したヒアリング調査をもとに、若者の目線と立場から、早期退職やマネジメントのあり方などを論じている。  驚かされたのは、1on1の前に同期からどのような質問をされたのかを聞き、答えを用意しておく若手が相当数存在する……[続きを読む]

2024.03.09 【書評】
【今週の労務書】『はたらくみんなのニューロダイバーシティ 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論』

ジョブ型との相性良し  本書は、キャリアコンサルタントが執筆したもの。著者によれば、ニューロダイバーシティとは、マネジメントにおける発想方法の1つ。個々人の脳や神経の違いを多様性と受け入れて、広く人材を活用することで、イノベーションへとつながっていく。  平均以上に「できること」と「できないこと」を指す「発達特性」に着目している。そのうえ……[続きを読む]

2024.01.07 【書評】
【今週の労務書―2023年10~12月掲載記事を振り返る】

労働新聞に掲載した『今週の労務書』から、2023年10~12月号で掲載した書評をご紹介します。 『人事データ保護法入門』 HRテクノロジーや、従業員の行動データを収集・解析するピープル・アナリティクスが注目を集めている。ここで用いられる、個人情報を含む人事の情報に関して、利活用方法や個人情報保護法の規制などについて解説したのが本書である。……[続きを読む]

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